ユーザーマニュアル · Better Duck 1.3 対応
Better Duck ユーザーマニュアル
インストールした最初の 1 分から、すべての機能、すべての設定まで。探したいものは左の目次から飛ぶか、⌘F で検索してください。
はじめに
動作環境
macOS 14 以降、Apple シリコン(M シリーズ)搭載の Mac。Intel モデルには対応していません。
インストール
- 公式サイトの「ダウンロード」から
BetterDuck.dmgを入手します。 - DMG を開き、Better Duck を「アプリケーション」フォルダにドラッグします。
- 「アプリケーション」フォルダから Better Duck を開きます。Apple の公証を受けているので、ふつうのアプリと同じようにそのまま開けます。
初めて開いたとき、Better Duck は純正Dock にいまピン留めされているアプリをそのまま引き継ぐので、見慣れた並び順はそのままです。
初回起動:チュートリアル
起動するとチュートリアルが開き、水面の Dock、権限、整理のしかた、水族館、ミュージックカード、いくつかの上級テクニックを順に案内します。「スキップ」で飛ばしても、あとでメニューバーの 🦆 →「チュートリアルを開く」からいつでも見直せます。
2 つの権限を許可する(おすすめ)
基本機能に権限は必要ありません。次の 2 つはプラスアルファで、許可すると対応する機能が使えるようになります。許可しなくてもふつうに使えます:
| 権限 | 使われるところ |
|---|---|
| アクセシビリティ | アプリをクリックしてウインドウのサムネイルを開く、ウインドウを 1 枚だけ前面に出す、未読バッジ、ウインドウが Dock を避ける、⌥Tab、クリップボードの直接貼り付け |
| 画面収録 | ウインドウサムネイルの画面、水族館のデスクトップ透過 |
チュートリアルの中でボタンを押すだけで許可を求められます。「設定 → 一般 → 権限」からでも OK です。画面収録は許可したあと Better Duck を一度終了して開き直すと有効になります(macOS の仕様です)。くわしくは権限についてをご覧ください。
Better Duck に任せる:純正Dock を隠す
メニューバーの 🦆 →「純正Dockを隠す…」を選んで確認すると、システムの Dock が「自動的に隠す+とても長い遅延」に設定されます。マウスを画面の下端に移動してもほとんど出てこなくなり、その場所に水面が入ります。
元に戻したいときは、メニューバーの 🦆 →「純正Dockを戻す」を選ぶだけ。設定の「一般 → 純正Dock」にも同じ 2 つのボタンがあります。
メニューバーの 🦆 アイコン
すべての入り口はここです:ポモドーロ、設定…、チュートリアルを開く、ライセンス…、アップデートを確認…、純正Dockを隠す/戻す、ログイン時に起動、Better Duck を終了。
無料版・試用・Pro
考え方はシンプルです。純正Dock にできることは無料版で全部できて、そこに水とアヒルが加わります。純正Dock にできないことが Pro です。
| 無料(ずっと) | Pro(買い切り) |
|---|---|
|
水面の Dock、黄色いアヒル ピン留め、ドラッグで並べ替え、区切り線、起動中インジケータ、右クリックメニュー ファイルをアイコンにドロップして開く 純正Dock を隠す/戻す、ウインドウの Dock 回避、未読バッジ ダウンロードトレイ、アプリランチャー、ゴミ箱 アイコンの大きさ、間隔、水位、自動的に隠す ポモドーロ、ログイン時に起動 |
ウインドウサムネイル ⌥Tab ウインドウスイッチャー スクリーンショットトレイ クリップボード ⌃⌥V ミュージックカード、アルバムアートでアイコンを置き換え、アルバムアートを壁紙に 水族館 すべてのディスプレイに同時表示 ノートを傾けると水が流れる 着せ替え(浮き輪の女の子) 水の手ざわりスライダーと映り込みの設定 |
全機能を 14 日間お試し
インストールした時点で 14 日間の試用が始まり、Pro の機能がすべて使えます。クレジットカードは不要です。期間が終わると自動で無料版に戻ります。課金されることも、アプリがロックされることもなく、Pro 機能がしまわれるだけです。設定の Pro 項目には PRO ラベルと「Pro をアンロック」ボタンが表示されます。
購入と認証
- 公式サイトの価格セクションで「Pro を購入」を押します。決済が終わると、ライセンスキーがメールで届きます。
- メニューバーの 🦆 →「ライセンス…」でキーを貼り付け、「認証」を押します。
1 つのキーで Mac 2 台まで使えます。認証にはネット接続が必要です。その後はオフラインでも 14 日間はそのまま使えます。それを過ぎると Pro はいったんしまわれますが、ネットにつないで再確認すれば戻ってきます。
Mac の買い替え・再インストール
古い Mac で「ライセンス…」を開き、「認証を解除(買い替え・再インストールの前に)」を押してから、新しい Mac で認証してください。古い Mac がもう手元にない場合は、app.lemonsqueezy.com/my-orders にサインインすれば、古い端末の認証をご自身で解除できます。
水面の Dock
アイコンは画面下の水面に浮かび、ふだんは波に合わせてゆっくり上下しています。ポインタを近づけるとアイコンが大きくなり、水面にさざ波が立ち、となりのアイコンも波に押されて揺れます。水が静まれば元の位置に戻ります。
クリック
- 起動していないアプリ:開きます。水しぶきが上がります。
- 起動中のアプリ:そのアプリに切り替えます。起動しているのにウインドウがない場合(ウインドウを閉じた「アクティビティモニタ」など)は、純正Dock と同じようにメインウインドウを開き直します。
- Pro とアクセシビリティの権限があれば、アプリのクリックはウインドウサムネイルに変わります。欲しいウインドウ 1 枚だけを前面に出せます。
水面にあるもの
- 起動中インジケータ:起動しているアプリの下に小さな点がつきます。
- 自動の区切り線:左がピン留めしたアプリ、右が起動中でピン留めしていないアプリです。
- 未読バッジ アクセシビリティ:メールやメッセージなどのアプリに出る赤い数字。純正Dock を隠していても表示されます。「設定 → Dock → アイコン」でオフにできます。
- カレンダーのアイコン:純正と同じく今日の日付を表示します。
- アプリランチャー:macOS 26 では、クリックするとシステムのアプリランチャーが開きます。
- ダウンロードトレイ、スクリーンショットトレイ:ダウンロードトレイ、スクリーンショットトレイをご覧ください。
- ゴミ箱:クリックすると Finder で開きます。右クリックで「ゴミ箱を空にする…」(確認が出ます。空にすると元に戻せません)。
- 水辺の相棒:アヒル(または浮き輪の女の子)が Dock の端に浮かんでいます。水辺の相棒をご覧ください。
アプリが多くて 1 列に収まらないときは、純正Dock と同じように、アイコンと間隔がいっしょに縮小されます。
クリック透過
マウスを受け止めるのはアイコンと相棒だけです。水面やアイコンのすき間はじゃまをしないので、クリックすると後ろのウインドウにそのまま届きます。
Dock を整理する
ドラッグで並べ替え・ピン留め・ピン留め解除
- アイコンを押したまま左右にドラッグし、放すと位置が入れ替わります。
- 起動中のアプリを自動の区切り線の左にドラッグ=ピン留め。
- ピン留めしたアプリを自動の区切り線の右にドラッグ=ピン留め解除(アプリが起動中なら右側に残り、終了すると消えます)。
- アイコンの右クリックにも「Dock にピン留め」と「Dock のピン留めを解除」があります。
外からドラッグして入れる
| 操作 | 結果 |
|---|---|
| Finder からアプリを水面にドラッグ | 放した位置にピン留め(ドラッグ中は挿入位置の線が見えます) |
| ⌥ を押しながらファイルやフォルダを水面にドラッグ | そのファイル/フォルダをピン留め。以後クリックするとデフォルトのアプリで開きます(フォルダは Finder で開きます) |
| ファイルをアプリのアイコンに直接ドロップ | そのアプリで開く |
| ウインドウが複数あるアプリの上でファイルを約 0.5 秒止める アクセシビリティ | そのアプリのウインドウサムネイルが開き、狙ったウインドウにファイルを落とせます |
取り除く
⌥ を押しながら、ピン留めした項目を水面から上へドラッグして放すと、ぽちゃんと取り除かれます。右クリック →「Dock のピン留めを解除」でも OK です(ゴミ箱とダウンロードトレイは「Dock から取り除く」)。
自分で区切り線を足す
アプリをグループ分けしたいときは、アイコンを右クリック →「この左に区切り線を追加」。区切り線はドラッグで動かせます。いらなくなったら右クリック →「区切り線を削除」、または自動の区切り線の右へドラッグしてください。
右クリックメニュー
アプリのアイコンを右クリックすると、次の項目が出ます(状況によって変わります):
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 開く/前面に出す | 起動していなければ開き、起動中なら切り替えます |
| 新規ウインドウ | いま開いているデスクトップに新しいウインドウを開きます。Finder、Safari、Chrome、ターミナルなどよく使うアプリに対応 |
| 新規シークレット/プライベートウインドウ | ブラウザ専用。名前はブラウザごとの呼び方に合わせます |
| Dock にピン留め/Dock のピン留めを解除 | 上記をご覧ください |
| Finder に表示 | このアプリの場所を表示します |
| 表示/隠す、終了 | Finder には「終了」がありません |
| この左に区切り線を追加 | 上記をご覧ください |
| 設定… | Better Duck の設定を開きます |
見た目・位置・マルチディスプレイ
大きさ・間隔・水位
「設定 → Dock → 外観」に 3 本のスライダーがあります:アイコンの大きさ(20–72)、アイコンの間隔(2–28)、水位(30–80)。動かすとその場で Dock に反映されます。
自動的に隠す
同じセクションの「自動的に隠す」は 3 段階です:
- オフ:水面はいつも出ています。
- 水際だけ残す:ふだんは細い水の線だけになります。
- 完全に隠す:ふだんはまったく見えません。
ポインタを画面のいちばん下に動かすと水位が戻り、離れると下がります。ドラッグ中、ダウンロードトレイやウインドウプレビューを開いている間は隠れません。
どのディスプレイにも水を PRO
「設定 → Dock → 外観 → すべてのディスプレイに Dock を表示」。ディスプレイごとに独立した水面ができ、ピン留めの一覧はリアルタイムで同期します。オフのとき、または無料版では、Dock はメインディスプレイ(メニューバーのある画面)にだけ表示されます。
ウインドウが Dock を避ける アクセシビリティ
純正Dock は最大化したウインドウを自動でよけさせますが、サードパーティの Dock にはこのシステムの特別扱いがありません。そこで Better Duck が自分でウインドウを縮めます。「設定 → Dock → ウインドウ」で選べます:
- オフ:何もしません。
- 少しだけ重ねる(初期設定):ウインドウの下端を水面の少し上で止めます。浮かんだアイコンがウインドウの端に重なり、なじんで見えます。
- 完全に避ける:アイコンもウインドウにかかりません。
縮められたウインドウは、タイトルバーをもう一度ダブルクリックすれば元の大きさに戻ります。本当のフルスクリーンのアプリには影響しません。サイズが固定されていて縮められないウインドウもあり、その場合 Better Duck は手を出しません。
ダウンロードトレイ
Dock のダウンロードのアイコンをクリックすると水位が上がり、ダウンロードフォルダの最近のファイル 12 個が 2 列目に浮かんできます。画像・動画・PDF はサムネイルで表示されます。
- ファイルをクリック:デフォルトのアプリで開き、トレイは閉じます。
- ファイルをドラッグで取り出す:ほかのウインドウやデスクトップにドロップすると、コピーが置かれます。
- いちばん右のタイル:ダウンロードフォルダ全体を Finder で開きます。
- 閉じる:ダウンロードのアイコンをもう一度クリックするか、水面のほかの場所をクリックします。
関連する設定は「設定 → Dock → ダウンロード/スクリーンショットトレイ」にあります:
- ダウンロードトレイをアイコンの近くで開く:初期設定ではファイルは画面中央から広がります。超ワイドディスプレイでは、ダウンロードのアイコンの近くで開くように変えられます。
- トレイの写真を少し傾ける:机の上に散らばった写真のように、少しだけ傾きます(最大 5°)。オフにするとすべてまっすぐになります。
スクリーンショットトレイ PRO
スクリーンショットがデスクトップに積み上がることはもうありません。そのまま Dock の水にぽちゃんと落ちます。使い方はダウンロードトレイと同じで、スクリーンショットトレイのアイコンをクリックすると水位が上がり、最近のスクリーンショットが 2 列目に浮かんできます。
初めて使うとき:保存先を引き受けてもいい?
初めてスクリーンショットトレイをクリックすると、「スクリーンショットを直接スクリーンショットトレイに入れますか?」とたずねます。
- はい、引き受ける:以降のスクリーンショットと画面収録は Better Duck 専用のフォルダ(
~/Library/Application Support/Better Duck/Screenshots)に保存され、デスクトップには出てきません。右下に浮かぶサムネイルもオフになるので、保存まで 5 秒待つ必要もありません。 - 今はしない:システムの設定には一切手を触れず、スクリーンショットトレイにはデスクトップ上のスクリーンショットだけを表示します。
あとから「設定 → Dock → ダウンロード/スクリーンショットトレイ → スクリーンショットトレイ:デスクトップではなく Dock に入れる」で考えを変えられます。この機能をオフにするか Better Duck を終了すると、システムのスクリーンショット設定は元に戻り、次に起動したときにまた引き受けます。
操作
| 操作 | 結果 |
|---|---|
| サムネイルをクリック | 画像をコピーします。アヒルが「コピーしました ✓」と知らせるので、そのままほかの場所で ⌘V で貼り付けられます |
| サムネイルをダブルクリック | 「プレビュー」で開きます |
| サムネイルをドラッグで取り出す | メールやチャット、書類にドロップすると、コピーが置かれます |
| サムネイルを右クリック | コピー、プレビューで開く、マークアップ(線や文字を書き込む)、Finder に表示、デスクトップに保存、ゴミ箱に入れる |
新しいスクリーンショットは上から飛んできて水に落ち、水しぶきが上がります。スクリーンショットトレイのアイコンには数字のバッジがつきます。このアニメーションは設定でオフにできます(「新しいスクリーンショットが水に落ちるアニメーション」)。画面収録のサムネイルには再生ボタンが重なります。
何枚まで残る?
スクリーンショットトレイには最新の 12 枚を表示します。フォルダには初期設定で最新の 100 枚を残し、50 枚・300 枚・「自動で整理しない」に変えられます。それを超えた古いスクリーンショットはゴミ箱に移るので、まだ元に戻せます。ドラッグで取り出したものやデスクトップに保存したものは対象外です。
試用期間が終わったら
システムのスクリーンショット設定は元に戻り、フォルダに残っているスクリーンショットは元の場所(ふつうはデスクトップ)に移されます。見えない場所に取り残されることはありません。
ウインドウサムネイル PRO アクセシビリティ
純正Dock でアプリをクリックすると、そのアプリのウインドウが全部いっせいに出てきます。Better Duck なら 1 枚だけ選べます。
アプリのアイコンをクリックすると
| そのアプリが現在のデスクトップに… | クリックすると |
|---|---|
| ウインドウが 2 枚以上 | サムネイルの列が水面から浮かび上がり、選んだ 1 枚だけが前面に出ます |
| ちょうど 1 枚 | その 1 枚を直接前面に出します。ひと手間増えることはありません |
| ウインドウが全部ほかのデスクトップにある | そのデスクトップに移動し、メインウインドウにフォーカスします |
| ウインドウがない | メインウインドウを開き直します |
サムネイルの列でできること
- サムネイルの左上には赤・黄・緑の 3 つのボタンがあり、ポインタを重ねると明るくなります。赤=そのウインドウを閉じる、黄=しまう、緑=拡大/縮小。
- Dock にしまったウインドウには「しまってあります」と表示されます。クリックすると元に戻して前面に出します。
- 同じアイコンをもう一度クリックするか、画面のほかの場所をクリックすると、サムネイルの列は閉じます。
関連する設定(設定 → Dock → ウインドウ)
- ウインドウが複数あるアプリをクリックしてサムネイルを開く:全体のオン/オフ。オフにすると、アイコンのクリックは純正どおりの動作に戻ります。
- アイコンにカーソルを置くだけでウィンドウをプレビュー:クリックしなくても、ポインタをアイコンに置けば開き、離せば閉じます。その下の「ウィンドウが1つでもプレビューを表示」をオンにすると、ウインドウが 1 枚だけのアプリでも開きます。初期設定はオフです。
- サムネイルにカーソルを置いたウインドウを拡大表示 画面収録:サムネイルの上にポインタを置くと、そのウインドウが上に大きく表示されます。中身を確かめてから選べます。
「設定 → 一般 → 純正Dock」の「しまうときはアプリアイコンにしまう(推奨)」もオンにしておくのがおすすめです。しまったウインドウが純正Dock の枠を占領しなくなり、戻すときは Better Duck でそのアプリのアイコンをクリックして、サムネイルの列から選べば OK です。
権限がないとき
画面収録がない場合:サムネイルの代わりにウインドウ名だけのカードが表示されます。機能はそのまま使えます。アクセシビリティがない場合:アイコンのクリックは純正どおりの動作になり、アプリ全体が前面に出ます。
⌥Tab ウインドウスイッチャー PRO アクセシビリティ
⌘Tab はアプリ単位の切り替えです。⌥Tab は「ウインドウ」単位で切り替え、選んだ 1 枚だけを前面に出します。同じアプリのほかのウインドウはその場に残ります。
- ⌥ を押したまま Tab を続けて押すと、次へ進みます。
- ⌥` で前に戻ります。
- マウスでクリックして選ぶこともできます。
- ⌥ を放すと切り替わります。
サムネイルには画面収録の権限が必要です。今のところ、現在のデスクトップにある、しまっていないウインドウだけを表示します。システムの ⌘Tab には一切影響しません。オン/オフは「設定 → ショートカット → ウインドウスイッチャー」にあります。
クリップボード ⌃⌥V PRO
文字を入力できる場所ならどこでも、⌃⌥V を押すと、最近コピーしたテキストや画像が入力カーソルのそばに現れます。1 つ選ぶと、そのまま貼り付けられます。
キーボード操作
| キー | 動作 |
|---|---|
| ↑ ↓ | 選択 |
| Enter | 選んだ項目を貼り付け |
| 1–9 | その番号の項目を直接貼り付け |
| Tab | 「すべて」と「ピン留め」を切り替え |
| Esc またはもう一度 ⌃⌥V | 閉じる |
| ⌃⌥⇧V | 「ピン留め」を直接開く |
パネルが開いているときにほかのキーを押すと、パネルは閉じ、押したキーはそのまま入力されます。打ち続けても文字が消えることはありません。マウスでクリックして選ぶこともできます。
ピン留めと消去
- 各行の右端に 📌(ピン留め)と削除ボタンがあります。ピン留めした項目はアプリを終了しても残り、数に上限はありません。
- ピン留めしていない項目は最大 25 件までで、Better Duck を終了すると消えます。
- タイトルバーの「すべて消去」で消えるのは、ピン留めしていない項目だけです。
プライバシー
パスワード管理アプリが非公開や一時的と指定した内容は、いっさい保存しません。テキストは書式(RTF、HTML)ごと保存するので、貼り付けてもスタイルが崩れません。1 件で 20MB を超えるものは保存しません。
直接貼り付けるにはアクセシビリティの権限が必要です。権限がない場合、選んだ項目はコピーされるだけなので、ご自身で ⌘V を押してください。パネルに「macOS がクリップボードの読み取りをブロックしています」と表示されたら、「システム設定 → プライバシーとセキュリティ」で Better Duck にクリップボードの読み取りを許可してください。オン/オフは「設定 → ショートカット → クリップボード」にあります。
ミュージックカード PRO
Spotify や Apple Music のアイコンにポインタを置くと、「再生中」カードが浮かびます:アルバムアート、曲名、アーティスト、アルバム、⏮ ⏯ ⏭、そして ♥ のお気に入り。
初めて使うときに、Better Duck にミュージック/Spotify の制御を許可するか macOS がたずねてくるので、許可してください(これは「オートメーション」の権限です)。
♥ お気に入り
- Apple Music:♥ を押せばそのままお気に入りに追加されます。設定は不要です。
- Spotify:再生中の表示と操作は設定なしで使えます。「♥ お気に入りに追加」だけ、ご自身の Spotify Client ID が必要です。
Spotify の ♥ の設定手順(設定 → 音楽 → Spotify の ♥ 保存):
- 「Spotify Dashboard を開く」を押し、ログインしてアプリを 1 つ作成します(名前は自由)。
- Redirect URI に
betterduck://spotify-callbackを入力します(「Redirect URI をコピー」でコピーできます)。 - そのアプリの Users and Access に、ご自身の Spotify アカウントを追加します。
- Client ID をコピーして Better Duck の入力欄に貼り付け、「Spotify に接続…」を押して、ブラウザで認証を許可します。
再生中のおまけ 2 つ
- 音楽アプリのアイコンをアルバムアートに置き換える:Dock の Spotify/ミュージックのアイコンが、再生中の曲のアルバムアートに変わります。
- アルバムアートを壁紙にする:壁紙がアルバムアートに変わります。このオプションをオフにするか Better Duck を終了すると、元の壁紙に戻ります。システムのダイナミック壁紙・空撮壁紙・単色を使っているときは適用されません。これらには元に戻すための画像ファイルがないためです。
それから、音楽の再生中は水辺の相棒がヘッドホンをつけます。
水族館 PRO
しばらく操作しないでいると、水位が画面の下から上がってきて、てっぺん近くで止まり、デスクトップ全体が水族館になります。マウスを動かすか、どれかキーを押せば水が引きます。
2 つの画面
- 透過モード 画面収録:水ごしに自分のデスクトップが見え、画面が屈折してゆらゆら揺れます。
- 深海シーン:画面収録の権限がないとき、または透過モードをオフにしたときは、泡と光の筋が差し込む深い青の水中になります。
水の中のアイコンは元の位置を離れてゆっくり漂い、相棒は水面を行ったり来たり泳ぎます。「水中にデジタル時計を表示」をオンにすると、時刻と日付が表示されます。
設定(設定 → 水族館)
- 水族館モードを有効にする
- 何分の待機で開始するか:1–30 分、初期設定は 5 分
- 透過モード、水中の時計
- バッテリー駆動中は開始しない
- 今すぐ試す:すぐに水を張って見せてくれます
じゃまをしないとき
- 動画やプレゼンの再生中(アプリが画面をスリープさせないようにしている間)は開始しません。
- 画面がロックされているときは開始しません。
- ディスプレイの自動スリープを妨げません。システムがスリープすべきときはスリープします。
- 水を引かせるためのマウス操作やキー入力は吸収されるので、後ろのアプリを誤って操作することはありません。
水辺の相棒とポモドーロ
水辺の相棒
黄色いアヒルが Dock の端に浮かんでいます。体の半分は水につかり、波に揺られ、ときどきまばたきし、ときおり水をかいて小さなさざ波を立てます。クリックすると跳び上がって「ガーッ!」と鳴きます。音楽の再生中はヘッドホンをつけます。
「設定 → 一般 → 水辺の相棒」:
- キャラクター:なし/アヒル/女の子 PRO。「なし」を選ぶと表示しません。
- サイズ:キャラクターごとに記憶します。
- 画面の右端に寄せる:アイコンが少ないときも、相棒は画面のいちばん右にいます。
Dock と水族館には同じ相棒が登場します。
ポモドーロ
メニューバーの 🦆 → ポモドーロ:集中を開始、一時停止、再開、スキップ、リセット。集中している間はメニューバーにカウントダウンが表示されます。時間になると、相棒が Dock の上で跳び上がって、休憩や集中への切り替えを知らせてくれます。
「設定 → ポモドーロ」:
- 長さ:集中 1–90 分、小休憩 1–30 分、長休憩 1–60 分。集中 2–8 回ごとに長休憩に入ります。
- 時間になったときのお知らせ:相棒のアニメーション(口を開く・跳ねる・吹き出し)、システム通知、サウンドをそれぞれオン/オフできます。
- メニューバーにカウントダウンを表示。
- 次のセッションを自動で始める:オフにすると、セッションが終わるたびに「開始」を押すまで待ちます。
水の手ざわりと省電力
水の手ざわり PRO
「設定 → 水の手ざわり」。無料版は調整済みの初期設定の手ざわりで、Pro では自分で調整できます:
| スライダー | 上げると… |
|---|---|
| 拡大率 | ポインタを近づけたときアイコンがより大きくなる |
| 波の張り | 水面の跳ね返りが速く、弾むようになる |
| おさまる速さ | 波が早く静まる |
| 波紋の広がり | さざ波が遠くまで伝わる |
| かき混ぜる強さ | ポインタが通ったときに立つ波が大きくなる |
| 漂う上限 | アイコンが波で元の位置から押し出される距離が大きくなる(水が静まれば必ず戻ります) |
| 背景のうねり | 触れていないときの水面の起伏がはっきりする |
- ノートを傾けると水面も傾いて揺れる:ノートを手に持って傾けたり軽く揺らしたりすると、水が低いほうへ流れます。「傾きの強さ」スライダーつき。Apple シリコンのノートのみ対応で、モーションセンサーのないデスクトップ機では使えないと表示されます。
- 水面の映り込み:オフ/やわらかく(初期設定。ぼかしが入り、本物の水のよう)/くっきり(ディテールが残るぶん画面がにぎやか)。
- ハイライトの線をアイコンで遮る:水面の光る線がアイコンの後ろを回り込みます。オフにするとまっすぐ突き抜けます。
- 手ざわりを初期設定に戻す:いじりすぎたら、ワンクリックで工場出荷時の値に戻せます。
省電力
Better Duck は一日じゅうデスクトップに置いておく前提で作られています。描画は GPU で合成し、水が静まると自動でフレームレートを下げ、フルスクリーンのアプリに隠れているときは描画を止めます。さらに節約したいときは「設定 → Dock → 省電力 → 待機中は水面を止める」をオンに。Dock に数秒触れずに水が静まると再描画を完全に止め、マウスを動かせばすぐ元どおりになります。マルチディスプレイやバッテリー駆動でとくに効きます。
権限について
権限はプラスアルファであって、使うための条件ではありません。足りない権限があっても、それを使う部分だけがシンプルな動作に切り替わり、ほかはそのまま使えます。画面の内容はすべてあなたの Mac の中だけにとどまり、アップロードも解析もしません。
| 権限 | 用途 | ない場合 |
|---|---|---|
| アクセシビリティ | ウインドウサムネイル、ウインドウを 1 枚だけ前面に出す、未読バッジ、ウインドウの Dock 回避、⌥Tab、クリップボードの直接貼り付け、ファイルを特定のウインドウにドロップ | アイコンのクリックでアプリ全体が前面に出る。クリップボードはコピーのみで貼り付けない。バッジと Dock 回避はなし |
| 画面収録 | ウインドウサムネイルの画面、サムネイルの拡大表示、⌥Tab のサムネイル、水族館の透過 | サムネイルはウインドウ名のカードに。水族館は深海シーンに |
| オートメーション | Spotify/Apple Music の情報の読み取りと操作(ミュージックカード、アルバムアート) | ミュージックカードとアルバムアートの機能はなし |
| クリップボードの読み取り | クリップボード ⌃⌥V | パネルに、システム設定で許可するよう案内が出る |
権限の状態は「設定 → 一般 → 権限」で確認できます。2 秒ごとに自動で更新され、許可していない権限の横には「許可を求める」と「システム設定」のボタンが表示されます。
設定の一覧
メニューバーの 🦆 →「設定…」、またはどれかのアイコンを右クリック →「設定…」で開きます。左側に 7 つのタブがあります:
| タブ | 内容 |
|---|---|
| 一般 | 言語(システムに従う/繁體中文/English/日本語、すぐに切り替わります)、権限、ログイン時に起動、水辺の相棒、純正Dock(隠す/戻す、しまうときはアプリアイコンにしまう、アプリが注意を求めるときにアイコンを跳ねさせる) |
| Dock | 外観(大きさ、間隔、水位、すべてのディスプレイ、自動的に隠す)、ウインドウ(Dock 回避、ウインドウサムネイル、カーソルを置いて開く、置いたまま拡大表示)、アイコン(未読バッジ、カレンダーの日付)、ダウンロード/スクリーンショットトレイ、省電力 |
| ショートカット | ⌥Tab ウインドウスイッチャー、クリップボード ⌃⌥V |
| ポモドーロ | 長さ、時間になったときのお知らせ、メニューバーのカウントダウン、次のセッションを自動で始める |
| 音楽 | ミュージックカード、アルバムアートでアイコンを置き換え、アルバムアートを壁紙に、Spotify の ♥ 保存 |
| 水族館 | 有効にする、待機する分数、透過モード、水中の時計、バッテリー、今すぐ試す |
| 水の手ざわり | 7 本の手ざわりスライダー、傾き、映り込み、ハイライトの線、リセット |
困ったときは
純正Dock がときどき出てくる
macOS はサードパーティのアプリに Dock の完全な置き換えを許していないため、Mission Control などのシステム操作で一瞬出てくることがあります。これはシステムの動作です。アプリが注意を求めたときに、跳ねるアイコンが画面の下端から少し顔を出して水面に重なる場合は、「設定 → 一般 → 純正Dock」で「アプリが注意を求めるときにアイコンを跳ねさせる」をオフにしてください(システムの Dock が再起動します。未読バッジは引き続き Better Duck に表示されます)。
アプリをクリックしてもサムネイルが開かず、アプリ全体が出てくる
順に確認してください。1. アクセシビリティの権限があるか(設定 → 一般 → 権限)。2. 試用期間中か、Pro を購入済みか。3.「設定 → Dock → ウインドウ → ウインドウが複数あるアプリをクリックしてサムネイルを開く」がオンになっているか。4. そのアプリに、現在のデスクトップで本当に 2 枚以上のウインドウがあるか(1 枚だけならその 1 枚を直接前面に出します)。
サムネイルにウインドウ名しか出ず、画面が映らない
画面収録の権限が必要です。許可したあと、Better Duck を一度終了して開き直すと有効になります。
最大化したウインドウがまだ Dock にかかる
「設定 → Dock → ウインドウ → ウィンドウが Dock を避ける」が「オフ」になっていないか、またアクセシビリティの権限があるかを確認してください。サイズが固定された一部のウインドウは縮められないため、Better Duck は手を出しません。
クリップボードのパネルに「macOS がクリップボードの読み取りをブロックしています」と出る
「システム設定 → プライバシーとセキュリティ」で、Better Duck にクリップボードの読み取りを許可してください。
クリップボードで選んだのに貼り付けられない
直接貼り付けるにはアクセシビリティの権限が必要です。権限がなくても内容はコピー済みなので、ご自身で ⌘V を押してください。
スクリーンショットはどこに行ったの?
保存先を引き受けている場合、ファイルは ~/Library/Application Support/Better Duck/Screenshots に保存されています。スクリーンショットトレイでどれかを右クリック →「Finder に表示」でそのフォルダを開けます。デスクトップに戻したいときは、右クリック →「デスクトップに保存」を選ぶか、スクリーンショットトレイによる引き受けをオフにしてください。
水族館がいつまでも始まらない
次を確認してください:水族館が有効になっているか、待機時間を何分にしているか、動画を再生中ではないか(プレーヤーは画面をスリープさせないようにします)、「バッテリー駆動中は開始しない」がオンで今バッテリー駆動ではないか、画面がロックされていないか。「今すぐ試す」で表示に問題がないかも確かめられます。
アルバムアートが壁紙にならない
いまの壁紙がシステムのダイナミック壁紙・空撮壁紙・単色の場合は適用されません。これらは上書きすると元に戻せないためです。通常の画像の壁紙に変えればご利用いただけます。
ミュージックカードが出てこない
「設定 → 音楽」のスイッチがオンになっているか確認し、「システム設定 → プライバシーとセキュリティ → オートメーション」で Better Duck に Spotify またはミュージックの制御を許可してください。
Spotify の ♥ が接続できない
Spotify Dashboard に戻って 2 点を確認してください:Redirect URI が betterduck://spotify-callback と完全に一致しているか、ご自身のアカウントが Users and Access に追加されているか。
「ノートを傾ける」の項目がグレーになっている
この機能はノートに内蔵されたモーションセンサーを使います。センサーがあるのは Apple シリコンの MacBook だけで、デスクトップ機では使えないと表示されます。
ライセンスの認証に失敗する
キーを最後まで正しく貼り付けたか、ネットにつながっているかを確認してください。1 つのキーで使えるのは Mac 2 台までです。上限に達している場合は、古い Mac で「認証を解除」するか、app.lemonsqueezy.com/my-orders で古い端末の認証を解除してください。「キーチェーンに書き込めませんでした」と出た場合は、キーチェーンのロックを解除してからもう一度お試しください。
アップデートするには?
メニューバーの 🦆 →「アップデートを確認…」。新しいバージョンがあれば、ダウンロードを案内します。
アンインストール
- まず純正Dock を戻す:メニューバーの 🦆 →「純正Dockを戻す」。Better Duck を終了するだけでは純正Dock は戻ってきません。この手順を飛ばすと、しばらく Dock がない状態になってしまいます。
- スクリーンショットトレイを使っていた場合は、残したいスクリーンショットを先にドラッグで取り出すか、「デスクトップに保存」してください。
- メニューバーの 🦆 →「Better Duck を終了」。このときスクリーンショット設定と壁紙が元に戻ります。
- 「アプリケーション」フォルダの Better Duck をゴミ箱に入れます。
- (任意)
~/Library/Application Support/Better Duckを削除します。中身はスクリーンショットと、ピン留めしたクリップボードの項目です。
Pro を購入していて、今後ほかの Mac で使う予定がある場合は、削除する前に「ライセンス…」で「認証を解除」を押しておいてください。
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